あなたは今隣人の騒音問題に、
毎日苦しい思いをしているかもしれません。
そして、現在進行形で
アパートの隣人の騒音問題に
悩んでいる人は後を絶ちません。
もしかしたら、藤沢でも
上階や隣室の隣人の騒音に
頭を抱えている方もいると思います。
私もかつて
不動産管理会社にいた経験がありますので、
この手の騒音問題が
厄介なこととは重々承知しています。
その上で、対処法をお伝えします。
まず結論から言いますと、
一度は管理会社を動かして
騒音の主に厳重注意してもらいます。
しかし、それでもダメなら
引越すことを強く推奨します。
「え…引越しですか…」
そう思われたかもしれませんので、
追々理由を語っていきます。
引越すのがベストな理由
引越すのがベストと言うと、
投げやりな印象を持たれたかもしれません。
「話し合って解決するべき」
という声があることもわかっています。
だから、一度は注意してもらうことも
悪い話ではありません。
とはいえ、それで解決することは
かなり珍しいケースなので、
最終的に私は引越しを勧めております。
そのワケなんですが、
あなたも一度や二度こんなことを
聞いたことがあると思います。
クレーマー相手でも彼らの話を聞いて、
腹を割って話せばわかり合える。
という感じの言葉です。
私はこの手の話が嫌いなので、
マユツバ程度にしか聞いたことがないですが。
でもって、この流れでおわかりだと思いますが
ほとんど理想論に過ぎません。
クレーマーと騒音者では少し違いますが、
話の本質は同じです。
そもそも、
・床を強く踏みしめる音
・大音量で音を流す
・異性を連れ込む行為の音
これらの騒音を巻き散らかすのは
一体どうしてでしょうか。
答えはシンプルで、
常識と想像力が欠けているからです。
人並みの常識と想像力があれば、
自分の発する音が
周囲にどういう影響を及ぼすか、
ちょっと考えれば自粛します。
つまり、トラブルメーカーは
他人に対する気配りが
圧倒的にできません。
コミュニケーション能力が、
絶望的にないんですね。
ですから、その手の人間に
話し合いで解決できると思われていたら、
失礼を承知で言いますが
平和ボケしています。
そして、実際に
こういう人間に注意したところで
またすぐ再発します。
これは経験上強く言えます。
そして、挙句の果てには
何度も注意すると逆ギレしますので、
入居者同士での話し合いは
くれぐれも控えてください。
物騒なことを言いますが、
刺されてからでは遅いですからね。
ということもあり、
引越しが現実的な手段なんです。
人は変わらないが自分は変われる
で、騒音の悩みをネットで見ていると
頑張って改善しようとする人が
やっぱり多いんですよね。
「管理会社に注意してもらうようにします」
「警察の巡回を強化してもらいます」
「大家さんに言ってみます」
とか、状況改善に努めるわけです。
これが悪いとは言いませんし、
万に一つの改善の可能性をかけても
別にそれは構いません。
ただ、再発は時間の問題なので
その場から離れるべきです。
それというのも、
先ほども言ったように
人は変わらないからです。
それこそ、人の価値観は、
生命の危機に瀕しでもしない限り
変わることはありません。
それどころか、この場合ですと
注意すればするほど
加害者はますます意固地になっていきます。
一方で、自分自身は変われます。
それは内面であれ、環境であれ、
意識さえすれば今日からでも変われます。
実際問題、引越すとなると
余計なお金もかかりますし、
負けたような気になるかもしれません。
しかし、一時の出費とプライドを天秤にかけて
長期的に見てどちらが得策か。
そう考えてみると、
引越し自体は高い買い物と言えるかどうか。
このあたりは検討してもいいと思います。
今のアパートのロクでもない人間関係に
我慢し続けるのはストレスが溜まるだけです。
相手を変えるのは反感を買うだけなので、
無理だとも先ほども言いましたし
改善を期待するのが困難でしょう。
引越し先の物件選び
さて、今度はいざ引越すと決意しても
引越し先での隣人問題は回避したいところ。
仮にいい物件を見つけても、
変な人間がいたら元の木阿弥です。
というわけで、簡単にできる方法をお伝えします。
案内する業者が仲介業者では無理ですが、
その物件を管理している会社ならば
少しだけ物件の居住者について聞くことができます。
仲介業者はあくまでも橋渡しするだけなので、
居住者がどういう人間か知るわけないため
管理会社に聞くというわけです。
もちろん、個人情報を盾にして
なかなか口を割ることはありません。
でもって、隣人トラブルがあることを
管理会社が把握していた場合。
下手に真相を教えてしまったら、
契約してくれなくなる可能性もありますので。
とはいえ、隣人トラブルで悩んできたことを
赤裸々に語ってみたら、
相手も人間ですから少しは話してくれるものです。
それで管理会社の人間が、
あまりにベラベラ話してきたら
今度は別の意味で注意が必要ですが。
あなたの知らないところで、
あなたを含めた居住者のことを
話していてもおかしくありませんからね。
このあたり、サジ加減は難しいですが
聞くのはタダなので、
事前調査してみてください。
以上、あくまでも可能性の話ですが、
私自身の体験や見聞きした話を整理すると
そういう傾向にあります。
それでは。