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満室御礼

海街diaryに憧れて海近くの物件に住みたい方へ

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画像引用:http://eiga.com

 

メゾンド藤沢家主の一木です。

 

昔から、湘南と言えば海のイメージで

地方から来られる方は

海近くの物件を探す傾向にあります。

 

最近だと、海街diaryの影響で

藤沢鎌倉あたりで、

物件を探す人も少し増えたようです。

 

あるいは、東日本大震災の記憶が

薄れてきたこともあるかもしれませんが。

 

とはいえ、最初にズバッと言ってしまうと

私個人としては

あえて海の近くに住むことをお勧めしません。

 

観光で海を見る分には構いませんが

住むとなると話は別です。

 

藤沢の海と言えば、

小田急線だと片瀬江ノ島あたりで

地番は鵠沼海岸になりますが

地震を失念してはいけません。

 

地震と津波はセットです。

 

事実、東日本大震災のときの

津波の威力は人智を越えてましたからね。

 

そんな威力を伴う津波が、

夜中にでも来たら・・・

 

一応このあたりの海は、

東北と違って津波は来ないなどと

言われたりしていますが、

自然の力を予測することは無理でしょう。

 

したがって、海からある程度は

距離があった方がいいと思います。

 

津波の話をしたことで、

不安を煽ってしまったかもしれませんので

別の観点からもお伝えします。

 

津波のリスク以外にも推奨できない理由

画像引用:http://www.fujisawa-tk.jp

 

多くの方が、海近くの物件に住むまで

想像さえしなかった塩害があります。

 

塩害とは読んで字のごとく、

塩がもたらす害です。

 

潮の香りがするような場所は、

1年もしないうちに鉄が徐々に錆びていきます。

 

例えば、あなたがバイクを駐車していたら

バイクの鉄部から錆が出るのは

珍しいことではありません。

 

これはほんの一例で、

鍵穴からも錆が生じて

スムーズに回らなくなったとか、

そういう報告はいくらでもあります。

 

他にもエアコン室外機、給湯器など、

鉄を含んだ製品に錆が襲い掛かります。

 

また、被害に遭うのは

鉄だけではありません。

 

鉄以外にも及ぶ塩害

洗濯物を外に干しておくと

潮のせいでペタペタするので、

衣類にも害が及びます。

 

どうでもいい服ならいいと思いますが、

一張羅の服が塩でやられたら

悲しくなるはずです。

 

かといって、塩害を避けるために

年中室内干しをしていると、

部屋が湿気けてしまいます。

 

乾燥器を使ったとしても、

たまには太陽の下で

干したくなるじゃないですか。

 

ということで、実際に住まわれている方には

大変申し訳ありませんが、

賢い人は海の近くの物件をわざわざ選びません。

 

ご参考までに。